「ピント調節クリップオン」についてです。
オーダーメイドで、お持ちのメガネにパソコンにピントを合わせたクリップオンを装着出来ます。

2020年4月24日(金)NHK NEWS WEB「News up」にて紹介されました
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200424/k10012404531000.html
2020年5月5日(火)テレビ朝日 スーパーJチャンネルにて紹介されました

パソコンメガネと言うと「ブルーライト?」って思うかもしれませんが今回はブルーライトカットは入れません。
ブルーライトカットを入れない理由はいくつかありますが、それは記事の後半で説明致します。

今回は「明視域をパソコンに合わせるメガネ」です。
明視域とは、簡単に言うとピントです。ピントをパソコンに合わせたメガネですね
作る際のポイントは「眼の位置」と「パソコンまでの距離」です。

本当はしっかり検査して作るのが一番ですが、今はこういう状況ですし、埼玉県行田市まで来るのも大変だと思うので、もしこういったパソコン用オーダークリップオンご希望の方は「パソコンまでの距離」や「ご年齢」などの項目を添えて、うちにメガネを送って頂いたら、度数やレンズの中心を計測して、計算して作りますので、是非おまちしてます。

詳細はこちら
https://sakatamegane.buyshop.jp/items/28255584

本当のパソコンメガネとは?

私が考えるパソコンメガネは「明視域(≒ピント)をパソコンに合わせたメガネ」です。
ブルーライトカットも意味がないわけではないですが、そもそもピントをパソコンに合わせてあげる方が、断然眼の負担は少ないです。

普通のメガネをかけている方や、「自分は眼が良い」と感じている方は、眼のピントが遠くに合っています。「遠くが良く見える」事を眼が良いと言っている方ほとんどなんですね。そういう方がパソコンを見るためにどうしているかと言うと、無意識に眼の力をグッと使ってピントを合わせているんですね。

老眼がある人ならそもそも見づらくなるので分かりやすいんですが、若い人で老眼が無い人でも、見えるかもしれませんが、長時間のパソコンは眼に負担をかけています。例えると、重たいリュックをずっと背負っている状態です。短い時間なら重たいリュックを背負っていても大丈夫ですが、長くなると疲れてきますよね。

最近、リモートワークでパソコン作業が多くなっている方が増えていますから、こういったメガネをかけてあげることによって、力を和らげてあげましょう。

遠近両用との違い

遠近両用も悪くは無いですし、遠近でパソコンをしている方は多いです。

ただし、遠近両用はレンズの上が遠くの度数、下は近くの度数、パソコンはその中間なので、パソコンを見る範囲は狭くなってしまうんですね。それと、どうしてもパソコンの度数は下の方になるので、パソコンを見る姿勢が不自然な形になるので長時間は疲れやすいですやはり長時間やるならパソコン専用にはかなわないです。

本当にパソコンの距離だけにするのか、テレビから手元まで見えるレンズにするのかはその人がどう使い方によります。

ブルーライトカットは入れるべき?

パソコン用と言うと一般の方が最初に思うのはもしかしたら「ブルーライトカット」かもしれません。

ブルーライトカットとは、パソコンなどの液晶の光を和らげてくれるものなんですが、どこまで効果を感じるかは人それぞれなのと、ブルーライトってそもそもパソコンなんかより太陽の方が何百倍も強いですから太陽のブルーライトは問題視せずにパソコンだけ問題視するのはどうかなとも思います。

ブルーライトカットも意味はあると思いますが、一番は明視域を合わせる事です。

構造

ここから少し難しい話になりますが、このメガネの構造についてです。

ただ度を弱くすればいいとかいう簡単な話では無くて、明視域と言われるピントの距離を合わせてあげる必要があります。明視域があっていない状態で無理やり眼の力を使って見続けているから負担になるんです。

また「見たいものまでの距離」と「眼の位置」が重要です。

皆さんも試してみて欲しいんですが、顔の前に指を置いて見てみて下さい。すると少し寄り眼になっていることが分かりますでしょうか。人は遠くのものを見る時は眼はまっすぐ向いていますが、近くのものを見る時は眼の位置がかわります。

レンズには中心があって、中心は正しい度数になっていますが、中心からズレると度数もズレてきますなので眼とレンズの中心を合わせることはとても重要で、ズレていたら同じメガネでも合っていない度数になってしまいます。

純粋にメガネのフレームから選んでいただいて、レンズを作る場合は近くを見る眼の位置を測って、そこに合わせればいいんですが、今回のようにお持ちのメガネに後付けでオーダークリップオンを作る場合は注意が必要で、

「近くを見る時は元のレンズの中心からズレる」という事を考慮しなければいけないんです。

「十」が遠くを見る時の瞳の位置/「・」が近くを見る時の眼の位置

レンズの中心からズレると、光の進み方がズレるので、前のレンズでそのズレを打ち消すように逆のズレを入れます。

視線がレンズの中心を通る時は光がまっすぐ進むのですが、このまま近くを見るために少しより眼になると、光が余計に曲がってしまいますこれをプリズムと言います。このプリズムを打ち消すために、もう一枚のレンズをワザとずらして置くことによって正しい光の進み方にするんです

本当はしっかり検査して作るのが一番ですが、今はこういう状況だし、埼玉県行田市まで来るのも大変だと思うので、もしこういったパソコン用オーダークリップオンご希望の方は「パソコンまでの距離」や「ご年齢」などの項目を添えて、うちにメガネを送って頂いたら、度数やレンズの中心を計測して、計算して作りますので、是非おまちしてます。

パソコン用に新しくメガネ一式をつくらなくてもオーダークリップオンでお持ちのメガネをパソコン用にすることが出来ますので、是非試してみて下さい。

ご注文はこちら
(オーダーメイドタイプ)
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https://sakatamegane.buyshop.jp/items/29023646